2012/10/06[土] - 2012/10/28[日]
Reception; 2012/10/06[土] 18:00-20:00
MORI YU GALLERY TOKYO
『空想世界遺産』
この短い言葉から広がる別世界。
文字通り作者の頭の中で作り出された産物なのだが、
それを歴史の中に埋め込み混在させる。
どこからが本当でどこからがウソなのか。
現実の歴史の中でも繰り返し行われている歴史操作を
美術という世界で表現し、なおかつ現代に残されている物の
起源をリンクさせる事でその物の意味を勝手に作り出し、
背景を広げ再定義するという試みである。
とはいえ難しい事をするのではなく、
エンターテイメントとして
楽しめる作品を作り出すのも大事なテーマ。
過去、『空想』という文字は子供たちに無限の可能性と
壮大さを感じさせた。
くだらない遊びと笑止するのか。
それとも何かを感じ取って頂けるか。
遺跡、文献、発掘品の作品達を御高覧ください。
玉ノ井哲哉